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ソフトウェアと車輪がついた乗り物のはなし

PSoC 5LP Prototyping KitでFreeRTOSを使う

PSoC 5LP評価キットでFreeRTOSを動かしたときのメモ
PSoC 5LP Prototyping Kit公式ページ

必要なもの

ソースのダウンロード

FreeRTOSのダウンロードページからダウンロードする。
以下にリンクされているので,直接行っても可
SourceForge

自己解凍形式のexeを実行する。
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解凍するとFreeRTOSv10.2.0\FreeRTOS\Demoの中にいろいろなCPU向けのプロジェクトが入っている。
PSoC Creator向けのCORTEX_CY8C5588_PSoC_Creator_GCCを開く

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コンポーネントのアップデート

以下のようにコンポーネントが見つからないエラーが大量に出るので,コンポーネントをアップデートする。
f:id:tshell:20190523210941p:plain

Project - Update Componentsを選択する。
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コンポーネントをどのバージョンにアップデートするか選択する。
特に何も変更せずNextをクリックする。
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コンポーネントがアップデートされると,以下のようにエラーが消える。
f:id:tshell:20190523211228p:plain

プロジェクトを右クリックし,Device Selectorを選択する。
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評価キットに搭載されているCY8C5888LTI-LP097を選択する。
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ピン設定

UARTのRXが12[6],TXが12[7]になるようにピンアサインを変更する。
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実行

ビルドし,PSoC Programmerで書き込む。

Teratermなどのターミナルエミュレータを接続するとA-Zが連続して表示される。ボーレートは57600
FreeRTOSのPSoCサンプルとしてはこのような動作になるらしい
f:id:tshell:20190523211511p:plain

YZがない?アンチYAMAHA