PSoC 5LP Prototyping Kit プログラム書き込み手順
PSoC Programmerの使い方
PCとの接続
基盤の左側はUSB端子になっているので,PCのUSBポートに差し込む。
以下のようなイメージになる。
PSoC Programmerの起動
以下の赤丸のアイコンをクリックし,書き込みたいHexファイルをロードする。
PSoC Creatorでのビルドが成功すると,以下の場所にHexファイルが作成される。
C:\Users\ユーザー名\Documents\PSoC Creator\CE195352_PSoC_5LP_Blinking_LED01\CE195352_PSoC_5LP_Blinking_LED01.cydsn\ARM_GCC_541\Debug
Hexファイルの読み込み後,右側のMemory TypesグループボックスにあるLoad from hexをクリックする。
以下の赤線部をクリックするとKitProg(PSoCプログラム書き込み器)に接続する。
接続に成功すると以下のような画面になる。赤丸のアイコンをクリックしてHexファイルを書き込む。
書き込みが成功するとProgramming Succeededが表示される。
Hexファイルの書き込み後は基板上の青色LEDが一定間隔で点滅し,プッシュボタンを押している間は消灯するような動作になる。
PSoC Creatorの使い方
PSoC 5LP Prototyping Kitの開発環境を構築したときに入ったPSoC Creatorの使い方。
とりあえずサンプルを開いてビルドするところまで
tshell.hatenablog.com
新規プロジェクトの作成
Create Projectアイコンをクリックする。
Target kitを選択する。CY8CKIT-059以外は選択できない。
Code Exampleを選択する。
Blinking LEDを選択する。
プロジェクト名とプロジェクトの保存場所を選択する。
生成されたプロジェクトの確認
ピンアサイン設定を確認する。
pin63がPWM出力,pin64がKillスイッチに割り当てられている。
CY8CKIT-059_Schematics.pdfを確認すると以下のように,pin63に青色LEDが接続され,pin64にプッシュボタンが接続されているので,これでOK
ビルド
メニューからBuild - Build プロジェクト名を選択する。
(スクショ間違った)
OutputにBuild Succeededが表示されればビルド成功。
PSoC 5LP Prototyping Kit 開発環境の構築
公式サイトから以下のインストーラをダウンロードする。Cypressのユーザー登録を行わないとダウンロードできない(名前と会社名,メールアドレスの登録でOK)
インストーラを実行する。
Nextをクリックする。
Installation Type からTypicalを選択してNextをクリックする。
CypressのEULAに同意する。
armのEULAに同意する。
インストールが始まる。結構時間がかかる。途中でコマンドプロンプトが表示されてもあわてない。
名前とメールアドレスの入力
メールアドレスはユーザー登録したアドレスであってもなくてもOK
インストールされたソフトに更新があればアップデートしておく。
以上で環境構築は終了。
サンプルプロジェクトを開く
WindowsのスタートメニューなどからPSoC Creatorを起動する。
初回起動時にユーザー登録画面が表示される。とりあえずRegister Laterをクリックして先に進める。
サンプルプロジェクトはC:\Program Files (x86)\Cypress\PSoC Creator\4.2\PSoC Creator\examples\sampleprojectsに保存されている。
この場所を開こうとすると以下のようなエラーが出るので,マイドキュメントなどにコピーしてからPSoC Creatorで開く必要がある。(インストール時にマイドキュメントの下にPSoC Creatorフォルダが作成されているのでそこにコピーするのがよさそう)
File - Open - Project/Workspaceを選択する。
PWMxampleを開く
プロジェクトを開くと以下のように,左側のツリーに構成ファイルが表示される。
PSoC 5LP Prototyping KitでFreeRTOSを使う
PSoC 5LP評価キットでFreeRTOSを動かしたときのメモ
PSoC 5LP Prototyping Kit公式ページ
必要なもの
ソースのダウンロード
FreeRTOSのダウンロードページからダウンロードする。
以下にリンクされているので,直接行っても可
SourceForge
自己解凍形式のexeを実行する。
解凍するとFreeRTOSv10.2.0\FreeRTOS\Demoの中にいろいろなCPU向けのプロジェクトが入っている。
PSoC Creator向けのCORTEX_CY8C5588_PSoC_Creator_GCCを開く
コンポーネントのアップデート
以下のようにコンポーネントが見つからないエラーが大量に出るので,コンポーネントをアップデートする。
Project - Update Componentsを選択する。
各コンポーネントをどのバージョンにアップデートするか選択する。
特に何も変更せずNextをクリックする。
コンポーネントがアップデートされると,以下のようにエラーが消える。
プロジェクトを右クリックし,Device Selectorを選択する。
評価キットに搭載されているCY8C5888LTI-LP097を選択する。
ピン設定
UARTのRXが12[6],TXが12[7]になるようにピンアサインを変更する。
実行
ビルドし,PSoC Programmerで書き込む。
Teratermなどのターミナルエミュレータを接続するとA-Zが連続して表示される。ボーレートは57600
FreeRTOSのPSoCサンプルとしてはこのような動作になるらしい
YZがない?アンチYAMAHA?